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We Are Impact Hub Tokyo
You are exploring a job opening Impact Hub Tokyo, In managing Impact HUB Tokyo, we found equations through dialogue with people who were trying to make an impact on society.
Expired
[Expired] - Community Builder (JP)
Company: Impact Hub Tokyo Coworking Space: Impact HUB Tokyo Address: Tokyo, Japan 2 Chome-11-3 Meguro, Tokyo 153-0063, Japan
コミュニティ・ビルダー:目黒と浜松で起業家コミュニティを作る人を募集
【採用開始】コミュニティ・ビルダー:目黒と浜松で起業家コミュニティを作る人を募集
今回募集する背景
この度、株式会社Hub Tokyoでは新たにコミュニティ・ビルダーを募集いたします。
Impact HUB Tokyoは、 2013年2月に開設以来、7年近くの歳月を経て、東京における起業家コミュニティの一端を担ってきました。ひとくちに「起業家コミュニティ」と言っても、起業家だけでなく、フリーランサーやコンサルタント、エンジニア、アーティストなど様々な方達が集まり、コラボレーションを多々起こしながら渦巻いている、そんな有機体です。
今回、エコシステム立ち上げに関わる仕事が増えてきたため、本拠地である東京目黒に加えて、静岡県浜松市の新拠点(日本最大級のコ・スタートアップスペース&コミュニティ)の双方で人材を募集いたします。
東京における起業家コミュニティの維持及び運営というだけに留まらず、あなたの個性や信条を反映するような形で、どんどん新しい風を取り入れ、新しいエコシステムの充実に繋がるようなことをしてくれる方を歓迎します。様々なアイデアを共に実らせていきましょう!
私たちのチームに向いている資質
私たちのチームは働き方がフレキシブルで、一般的な会社勤めのお仕事をされた方が転職する際に、カルチャーショックでしばらく慣れないことも多いようです。そのため、以下のような資質がある程度ある方が向いています。この資質がないと応募できないわけではなく、このような資質があると仕事に取り組みやすいよ、という指針です。
コミュニティ・ビルディングの仕事について
コミュニティ・ビルダー(Marketing & Program Facilitator)上野耕大
コミュニティ・ビルダーという言葉は世間一般ではあまり聞きなれない言葉ではないでしょうか?もしかしたら「コミュニティ・マネージャー」という役割と何が違うの?と疑問に思う方はいるかもしれません。私たちも以前までコミュニティ・マネージャーという言葉を使っていましたが、去年あたりから自分たちをコミュニティ・ビルダーと名乗るようになりました。それは、コミュニティはマネージ(管理)されるものではないという想いが次第に強くなり、それを使う言葉から意識的に変えていきたいよねということをチームで話し合っての決定でした。
コミュニティはナマモノであり、有機体であるから「管理」できるものではないし、起業家と「伴走」する立場の人たちがコミュニティのマネージャーと名乗っていることに違和感を覚えたのが発端です。そうして新設されたコミュニティ・ビルダーという名称を使い始めて一年ほど経った今ですが、私たちの中でもコミュニティ・ビルダーという名前が完全にしっくり来ているわけではありません。しかし、これもチームのフェーズや価値観、コミュニティのニーズなどが変容するに従い、その都度チームで議論を重ねて変えていってもいいのかもと私は考えています。大事なのは名前ではなく、ひとりひとりの起業家とそのコミュニティにどんな伴走をして、インパクトを生んでいくか。その価値観をこのネーミングにまつわる議論と以下の内容から感じ取っていただければ幸いです。
起業家が集うコミュニティでコミュニティ・ビルダーとして働くことは決して簡単ではありません。それは正解の型も明確な終着点もない、思考と仮説検証の日々だからだと私は考えています。おかげで、1日たりとも同じ日がない。とても一言では表しづらい仕事ではありますが、前任者の言葉を借りつつその仕事内容を大まかにまとめると以下のようになります。
コミュニティ・ビルダーとは、
例えば、メンバーとの日々の会話から「ウェブマーケティングに悩みや課題を抱えているメンバー」が居そうだなと察知するとします。私だったら、他に似たような課題を持っているメンバーがいないか?いたとしたら何か共通点はないか?というのを探るために日々のメンバーとの会話に気を配りつつ、具体的にどのような課題感を抱えているか把握しようと試みます。そして、その情報を元に仮説を立てて、コミュニティの中でその課題に答えられそうなスキルを持っている人(価値提供者)と一緒に何かイベントが企画できないか?と考えます。その際には、その人の強みに合っているか、そしてその人にとって好都合かどうかを考えつつ(例えば、様々な業界の具体的なニーズが知れる、サービス構築のためのヒントが得られる、コミュニティ内で認知度が上がり活動紹介になる、メンバーとのコラボ案件に発展するかもしれない、など) 、どういう企画にしたらコミュニティの力を発揮しつつメンバーのニーズに答えられるかを思考します。重要なのはスキルを持ったメンバーが当事者としてのマインドを持ち、「教える人・先生」という立場ではなくコミュニティメンバー同士で対等な立場で参加してもらうようにセットアップすることです。そのためには、ニーズを抱えたメンバーとスキルを持ったメンバー双方の事業の状況を把握しつつ、即物的な価値では無い、Give & Get を見つけ出し、win-winな関係性が構築できるような設計が必要になります。
この例えでは、メンバー間でニーズとそれに対応したスキルが存在する場合ですが、別の場面では議論の機会が求められていたり、分野を超えた業界からのフィードバックが響く場合だったり、経験や考え方の共有が必要とされる場面などが点在していてそれを適宜、コミュニティ・ビルダーたちが察知し企画していくことになります。つまりコミュニティ・ビルダーは、ニーズを持ったメンバーとそれに応えられる人やスキル、暗黙知を見つけ出し、即物的では無い価値を探りつつ、言語化や仲介を行い、メンバーがImpact HUB Tokyoのアセットであるコミュニティにアクセスしやすいように伴走する役割なのです。ただの「繋げる」仕事では無いからこそ、そこには複雑な思考プロセスが存在します。時には一歩を踏み出し、トライアンドエラーを繰り返す挑戦の毎日ですが、それを可能にする空間やコミュニティ、そして互いに支え合うチームがここにはあります。
ここでの学びはきっとあなたの血肉となり、さらなる経験と展望が広がっていくことになると思います。ぜひ、興味のある方はその一歩を踏み出してみてください!